様々な角度から分析するのが得意なグーグル。

社員同士のコミュニケーションを中心に、
その仕事ぶりを徹底的に観察するワークモニタリングを実施。

分析の対象として特に意識したのは「チームワーク」
それでも共通するパターンが見つからない。

強いリーダーのもとに階層的な人間関係を築くチーム、
フラットな人間関係を敷いているところも、違いは見られない。

「チーム編成のあり方」「労働生産性」の間に
ほとんど相関性がなかった。

次は、チーム内で共有する「暗黙のルール」「行動規範」「チームカルチャー」に注目する。

それでも目立ったパターンは抽出されない。

唯一、ある種のパターンとして浮かび上がってきたのが
「成功の法則性」

成功するチームは何をやっても成功する
失敗するチームは何をやっても失敗する

それは優秀なメンバーが集まったチームが
常に成功しているということではない。

成功のカギは『心理的安全性』
「他社への心遣い」「理解力」「共感」といった
メンタル的要素の重要性。

「チームメンバーから馬鹿にされないか」
「リーダーから叱られないか」
などの不安の払しょくし

『心理的安全性』と呼ばれる安らかな雰囲気を自然に醸成、
チーム内に育めるかが、成功の鍵ということになる。

★仕事場でも、みんなが「本来の自分」をだしていますか？
★それを受け入れる環境は整っていますか？