1.組織の当たり前をテーブルにあげる
2.組織の「当たり前」を洗い出す
3.3つのポイントで「当たり前」を洗い出してまとめる
4.いままでの成功体験を手放す選択肢を持つ
5.「組織変革ありき」で考えない
6.小さな変革の芽を育む
7.「やり方」ではなく、「あり方」「考え方」を変える
8.「意欲的な人」から変わってもらう
9.先行して変革に取り組むチームを適切に選ぶ
10.「個人」だけではなく、「場」にもフォーカスする
1.ともに新たな「組織の当たり前」をつくる
2.「変わる勇気」「変えない強さ」を分けてとらえる
3.「未来への期待」「内なる自信」を持つ
4.チームの発達段階で現状を確認する
5.ミッションとビジョンを確認する
6.組織の好循環モデルと真摯に向き合う
これまで行ってきた「筋トレ」の方法を変更する
●「How」を考える筋トレから「Why」から考える筋トレへ
●「主体性」「創造性」「情熱」を発揮するトレーニングも求められている
●「Why」から考える、「主体性」「創造性」、「情熱」を発揮するトレーニングには、同志が不可欠
優先順位に従って、6つの取り組みを行う
●組織が変わるために、6つの取り組みは不可欠
●取り組んでいく内容の解説
●「チームの当たり前の言語化」の具体例
チームで、個人が「自身の当たり前」を超えるサポートを行う
1.自分の資源を総点検する
2.まわりからの期待を知り、受け止める
3.個人と組織のミッション、ビジョンを重ね合わせる
4.それぞれ個人のありたい姿を具体化し実行する
5.チームメンバーが心から応援し合う
(仕事の目標もプライベートの目標も)
1年間の「組織変革プロジェクト」モデル
●組織変革プロジェクトの流れ(1)
〜キックオフから3ヵ月目まで〜
●組織変革プロジェクトの流れ(2)
〜3ヵ月から6ヵ月まで〜
●組織変革プロジェクトの流れ(3)
〜6ヵ月以降〜
Q1 そもそも話し合いをする時間がとれないのですが…
Q2 うちの組織、仲は悪くないと思うのですが…?
Q3 うちの会社は人数が多いのですが、どのようにプロジェクトを進めればいいですか?
Q4 複数チームができる場合、どんな構成にすればいいのでしょうか?
Q5 単なる「仲良しクラブ」になってしまわないか、不安です…
Q6 どのくらいの期間で結果が出ますか?
Q7 「なぜするか、なんのためにするか、何をするか」を考える筋トレで、なかなか思うような結果が出てきません…
Q8 なかなかチーム「全員」が変わってくれません…
Q9 社員が未来ビジョンを描くと、離職につながることはないのでしょうか?
著者メッセージ
これからも、変化・変革の時代は続いていくでしょう。
もちろん、これまでにも、変化や変革が問われてはきました。
ところが、もうそれが「余儀なくされている」のが、いまのタイミングなのではないでしょうか。
組織を変革していくためには、「組織そのもの」の変革ももちろん必要なのですが、「組織を構成する個人」の変革にも、併せて取り組んでいく必要があります。
裏を返せば、個人を変革できることが、組織であることのメリットであるといえるでしょう。
個人がひとりでイノベーションを起こすには、どうしても限界があります。
ただ、個々の自らの成長に、チームや組織の共創に伴う成長、支援が加わることで、「組織やチーム」と「個人」双方の、より一層の成長が見込めるのです。
チームを構成するメンバーである個人も、チームに属していることをうまく活用して、自分自身の成長や変革につなげていただきたい。
そして、その成長や変革を、チームや組織の変革と成長につなげてほしい。
わたしはそう願っています。
いま、まさにチームや組織の存在理由が問われている時代です。
チームや組織が存在する意義は、何より、個人ではできないことが実現できる、そして同志がいる、ということです。
「早く行くなら1人で、遠くに行くならみんなで」というアフリカの格言があります。
たとえば、そのチームや組織にとって「遠く」とは何かを対話し続け、自分たちならではの唯一無二の最適解を導きだし、未来を切り拓けるのも同志あってのことです。
チームや組織も個も、
自分、そして自分たちの存在意義、使命を、もう一段深く問い直すことで、それぞれの価値や魅力を発揮していくことができます。
そうすることで、なんとなくチームや組織にいるのではなく、
「このチームや組織、このメンバーだから、こんなことをしたい」
「このチームや組織のメンバーとだから、こんな未来を創りたい」
と思うようになります。
個人と組織・チームが相互に、こうじゃなきゃの制限をはずし、あたり前を超えるパートナーとして未来を共創していく会社が増えていく、そのような未来に期待します。
業務以外のお互いのキャリア、ビジョンに関するコミュニケーションが取れるようになった
自身の人生を見つめ直すきっかけとなり、過去や未来の捉え方が変わってきた
自分だけでなくチームみんなの強みを伸ばし、お互いを高め合う環境がつくれた
相手を理解し、チームとして自分に何ができるか実践できるようになった
率直な話し合い、依頼や助け合いの関係性から、新たなことにチャレンジできた
自社の成し遂げたいことについて、メンバーからアイディアがどんどん出るようになり、共有することで気持ちが1つになってきた
こうじゃなきゃを手放し、ジブン(自社)のあたり前を超える
『個と組織が「未来共創パートナー」となる』
組織変革コンサルタント
C.K.コンサルティング&コーチング代表
https://ckcc.jp/ckcc/
UNERI.ラボ 所長
https://uneri-lab.jp/
ビジネスKAIKA塾 主宰
(一社)とちぎニュービジネス協議会 副会長
(株)ワーク・ライフバランス 認定上級コンサルタント
(一財)生涯学習開発財団 認定コーチ
●コンサルティング、研修、セミナー、講演、勉強会等、延べ参加者人数は6,000人を超える。
●講演・セミナーは、地方自治体、省庁、大学など多数
幼い頃から東京と群馬を行き来し、現在も栃木を拠点としながら、リアルとオンラインで全国と繋がるなど、場所にとらわれない生き方がモットー
プライベートでは夫と子供と3人暮らし。
家事、育児においても、男女の役割分担にとらわれず、向いている方が行い、助け合っていくのが私達流